漢字研究ブログ

主に漢字についての記事を掲載するブログ

2016/01/17

字典類の紹介8《秦簡牘文字編》

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方勇 編著 (2012/12) 《秦簡牘文字編》 福建人民出版社 どちらかというと薄い。  本書は戦国・秦の簡牘の字を字種毎に配列したものである。各字形は図版をコンピューター処理したものである。ただし字形がわかりにくいもののみ図版写真あるいは模本を載せている。  各字形には出典が...
2016/01/16

字典類の紹介7《上博藏戰國楚竹書字匯》

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饒宗頤 主編、徐在國 副主編 (2012/10) 《上博藏戰國楚竹書字匯》 安徽大學出版社 なかなか厚い。ちなみにページの紙一枚は薄い。  本書は《上海博物館藏戰國楚竹書》(一)~(七)の字を字種毎に配列したものである((八)、(九)の字は収録していない)。各字形は図版をコンピュ...

字典類の紹介6《三晋文字編》

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湯志彪 編著 (2013/10) 《三晋文字編》 作家出版社 六分冊。かなり場所をとる。  本書は春秋・戦国時代の三晋系文字(趙、魏、韓、中山、両周、鄭、衛といった国で使われていた字)を字種毎に配列したものである。各字形は拓本・あるいは写真をそのまま切り貼りしたもの(ゴミ取りはし...
2016/01/11

字典類の紹介5《先秦貨幣文字編》

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呉良寶 編纂 (2006/3) 《先秦貨幣文字編》 福建人民出版社 めっちゃ薄い。  本書は春秋・戦国時代の貨幣銘文を字毎に配列したものである。各字形は拓本・あるいは写真をそのまま切り貼りしたもの(ゴミ取りはしていない)。  本文のデザインはおおむね《古幣文編》を踏襲している。各...

字典類の紹介4《古陶字録》

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高明、涂白奎 編著 (2014/9) 《古陶字録》 上海古籍出版社 わりと薄い。  前の記事の《陶文字典》同様、陶文の字書である。《陶文字典》と異なるのは、各字形がコンピューター処理(ゴミ取り等)後に白黒反転したものになっている点である。また、戦国・秦代に限らず商・周代の陶文も収...
2016/01/10

字典類の紹介3《陶文字典》

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王恩田 編著 (2007/1) 《陶文字典》 齊魯書社 一般的な字書って感じの厚さだと思う。  本書は戦国・秦代の陶文(陶磁器・土器の銘文)を字毎に配列したものである。各字形は拓本をそのまま切り貼りしたものであり(ゴミ取りはしていない)、出典は全て王恩田《陶文圖録》である。よって...
2016/01/08

字典類の紹介2《新金文編》

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董蓮池 編著 (2011/10) 《新金文編》 作家出版社 でかいし重い 箱のサイズがきついので中卷の箱が壊れた  配列は説文順、亥部の後に合文・附録一(図象)・附録二(隷定不可字)がある。同一字種内は字体別に分けられ、同一字体内は時代順、同一時代内は出典番号順に並んでいる。例に...
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