【𤣬】【𤣶】【𤤊】【𤤉】【𤤋】 【𤤧】【𤤩】【𤤦】【𤤬】【𤤫】
【𤥒】【珯】【𤥝】【𤥞】【𤥮】 【琍】【𤥰】【𤦄】【琷】【𤦤】
【𤧘】【𤧱】【𤨎】【𤨍】【㻱】 【𤩊】【𤪡】【𤫋】【𤫝】【𤫞】
【𤫧】【𤫹】【𤬕】【𤬥】【𤬧】 【𤬫】【𤬱】【𤭫】【𤭱】【𤮌】
【𤮕】
【𤣬】20835 ヲ 義未詳 〔五音篇海〕𤣬、音汚。
《新修玉篇》卷一《玉部》引《類篇》 (8b)
[⿱丸王],音汚。
《篇海》卷三《玉部》引《類篇》 (308a)
𤣬,音汚。
待考。觀智院本《類聚名義抄》「[⿱兀玉],俗汙字。烏故反。」とある。
【𤣶】20851 キン 義未詳 〔五音篇海〕𤣶、音金。
《新修玉篇》卷一《玉部》引《類篇》 (8b)
𤣶,音金。
《篇海》卷三《玉部》引《類篇》 (308a)
𤣶,音金。
待考。「金」の会意異体字か。
【𤤊】20883 タイ 義未詳 〔五音篇海〕𤤊、音大。
《篇海》卷三《玉部》四畫引《玉篇》 (308a)
𤤊,音大。
待考。
【𤤉】20884 ホ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤤉、音步。
《龍龕》卷四《玉部》去聲 (438)
𤤉,俗。音步。
「𤤉」はおそらく「㻉」の減画異体字である。《龍龕》卷四《玉部》去聲「㻉,音歩。―瑶,美玉。」(437)、「𤤉」「㻉」は同音である。
【𤤋】20886 キ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤤋、音記。
《龍龕》卷四《玉部》去聲 (437)
𤤇𤤋,音記。二。
待考。
【𤤧】20928 イウ 義未詳 〔篇海類篇〕𤤧、音由。
《龍龕》卷四《玉部》平聲 (433)
𤤧,俗。音由。
待考。
【𤤩】20929 タ 義未詳 〔篇海類篇〕𤤩、音[⿰王它]。
《龍龕》卷四《玉部》平聲 (433)
𤤩[⿰王它],音陁。二。
待考。
【𤤦】20930 テン 義未詳 〔篇海類篇〕𤤦、音田。
《龍龕》卷四《玉部》平聲 (434)
[⿰王⿳守日小]𤫞[⿰王奠]𤤦[⿰王窴],皆田、佃二音。五。
「𤤦」はおそらく「⿰王寳(闐)」の異体字である。或いは「鈿」の換形旁異体字か。
【𤤬】20932 エウ 義未詳 〔篇海類篇〕𤤬、音幼。
《龍龕》卷四《玉部》去聲 (437)
𤤬,音㓜。
待考。
【𤤫】20933 グワイ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤤫、音外。
《龍龕》卷四《玉部》去聲 (438)
𤤫,音外。
待考。觀智院本《類聚名義抄》「𤤫,俗外字。」とある。
【𤥒】20981 セイ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤥒、音西。
《篇海》卷三《玉部》六畫引《搜真玉鏡》 (308c)
𤥒,音西。
待考。
【珯】20982 音義未詳 〔字彙補〕珯、音未詳、出釋藏鍾字函。
《貫珠集・篇韻無出處例》
珯,与“瑳”同。出《鍾字凾第一》中。
《字彙補》午集《玉部》補字 (587d)
珯, 切, 去聲。出《釋藏鍾字函》。
「珯」は「瑳」が変化した字である。《永樂北藏》本《蘇悉地羯羅供養法》卷上「……娑瑜珯(去聲)……。」(132/182a)、《大正藏》本《蘇悉地羯羅供養法》卷上「……娑瑜瑳(去)……。」(T18,p0696c)に用例がある。
【𤥝】21022 音義未詳 〔字彙補〕𤥝、音未詳。〔劉歆、遂初賦〕天烈烈以厲高兮、廖𤥝牕以梟牢。
《字彙補》午集《玉部》補字 (587d)
𤥝,音未詳。劉歆《遂初賦》:“天烈烈以厲高兮,廖𤥝䆫以梟牢。”
待考。
【𤥞】21023 音未詳 玉の名 〔字彙補〕𤥞、音無考、玉名。〔穆天子傳、四〕𤥞瑤琅玕。〔注〕亦玉名。
《字彙補》午集《玉部》補字 (587d)
𤥞,玉名。見《𥠇天子傳》。音無考。
待考。
【𤥮】21027 シユ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤥮、責朱切。
《篇海》卷三《玉部》六畫引《搜真玉鏡》 (308c)
𤥮,責朱切。
待考。
【琍】21028 リ 義未詳 〔篇海類篇〕琍、音梨。
《龍龕》卷四《玉部》平聲 (434)
琍[⿰王梨],二俗。音梨。
「琍」は「璃」の換声旁異体字である。
【𤥰】21030 ベウ・メウ 義未詳 〔篇海類篇〕𤥰、莫豹切。
《龍龕》卷四《玉部》去聲 (437)
𤥰,俗。莫豹反。
待考。觀智院本《類聚名義抄》「𤥰,皃字。莫豹反。」とある。
【𤦄】21082 音未詳 玉の名 〔字彙補〕𤦄、音闕。〔穆天子傳、四〕天子賜之狗𤦄采。〔注〕疑玉名。
《字彙補》午集《玉部》補字 (588a)
𤦄,《𥠇天子傳》:“天子賜之狗𤦄釆。”《註》云:“疑玉名。”又有“𤧜”字,音瓆,似是一字。
待考。
【琷】21083 音未詳 人名。 〔字彙補〕琷、音闕。〔唐書、南蠻傳〕乾符四年、南詔遣陀西段琷寶、詣邕節度使辛儻請修好。
《字彙補》午集拾遺《玉部》補字 (610a)
琷, 切,音 。人名。《唐書・南蠻傳》:“乾符四年,南詔遣陀西段琷寶詣邕州節度使辛讜請修好。
待考。
【𤦤】21087 ゲイ 義未詳 〔篇海類篇〕𤦤、五兮切。
《龍龕》卷四《玉部》平聲 (435)
𤦤,俗。五𠔃反。
「𤦤」は「現」が変化した字である。《可洪音義》卷二十四《大周刊定衆經目録》第十四卷音義「𤦤報:上音現,諸録皆云《行七行現報經》。又郭氏作“五𠔃反”,非也。」(60/340c)対応経文:唐・明佺等撰《大周刊定衆經目錄》卷十四「《行七行現報經》」(T55,p0469b)に用例がある。「五兮反」=「音兒」は望形生音。《考正》(184)、《可洪音義研究》(162)、《郭迻研究》(88)参照。
【𤧘】21139 タフ 義未詳 〔五音篇海〕𤧘、音荅。
《新修玉篇》卷一《玉部》九畫引《類篇》 (9d)
𤧘,音芬。
《篇海》卷三《玉部》九畫引《類篇》 (309c)
𤧘,音苓。
「𤧘」はおそらく「芬」あるいは「馚」の異体字である。
【𤧱】21176 音未詳 地名。 〔字彙補〕𤧱、地名、音闕。〔穆天子傳、四〕至於𣠴𤧱河之水。
《字彙補》午集《玉部》補字 (588a)
𤧱,地名。音未詳。《𥠇天子傳》:“至于𣠴𤧱河之水。”
待考。
【𤨎】21178 キヨ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤨎、音渠。
《篇海》卷三《玉部》八畫引《搜真玉鏡》 (309b)
𤨎,音渠。
「𤨎」は「璩」が変化した字である。《廣韻》平聲《魚韻》強魚切「璩,玉也。」(67)、「𤨎」「璩」は近形同音である。
【𤨍】21179 リク 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤨍、音六。
《篇海》卷三《玉部》十畫引《搜真玉鏡》 (309d)
𤨍,音六。
「𤨍」は「勠」「戮」の伝抄古文「𠝧」(「翏」の篆書を楷書化したもの)が変化した字である。《古文四聲韻》入聲《屋韻》“戮”引《籀韻》「⿳⿰彐彐一𠠴」(72a)、《集韻》平聲《尤韻》力求切「勠𠝧,并力也。古作“𠝧”。」(260)、同入聲《屋韻》力竹切「戮僇𠝧𡭁,《說文》:“殺也。”古作“僇、𠝧”。或从寸。」(645)、「𠝧(勠、戮)」と「𤨍」は近形同音である。《叢考》(537)参照。
【㻱】21218 音未詳 めぐらす。 〔字彙補〕㻱、音未詳。〔逸周書、世俘解〕商王紂取天智玉琰㻱身厚以自焚。〔注〕㻱、環以自厚也。
《字彙補》午集《玉部》補字 (588a)
㻱,《汲冢周書》:“商王紂取天智玉琰,㻱身厚以自焚。”《註》云:“㻱,環以自厚也。”音未詳。
待考。
【𤩊】21260 音未詳 人名。 〔字彙補〕𤩊、音未詳。〔宋史新編〕雍熙時、授西南蠻龍漢𤩊寧遠大將軍、封歸化王。
《字彙補》午集拾遺《玉部》補字 (610a)
𤩊, 切,音 。人名。《宋史新編》:“雍熙時,授西南蠻龍漢𤩊寧遠大將軍,封歸化王。”
待考。
【𤪡】21318 サウ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤪡、音爭。
《篇海》卷三《玉部》十三畫引《搜真玉鏡》 (309b)
𤪡,音爭。
待考。《叢考》(722)はおそらく「爭」の会意異体字とする。
【𤫋】21352 音未詳 玉の名 〔字彙補〕𤫋、玉名。〔康煕字典〕𤫋、音未詳。〔穆天子傳、四〕玪𤦄兏𤫋。
《字彙補》午集《玉部》補字 (588d)
𤫋,玉名。《𥠇天子傳》:“玪𤧜兏𤫋。”音未詳。《王世貞太和山賦》:“兏𤫋玗琪。”
待考。
【𤫝】21362 ケイ・キ・キフ・ケツ 義未詳 〔篇海類篇〕𤫝、居偈切、音計、又音芰、又音給、又音挈、又音傑。
《龍龕》卷四《玉部》入聲 (438)
𤫝,居渴反。
「𤫝」は「羯」の換形旁異体字「鞨」の加旁異体字である。《可洪音義》卷九《文殊師利寶藏陁羅尼經》音義「𤫝𤫝:上莫鉢反。下音割,正作“輵”也。下又居謁反,正作“羯、鍻”二形,輵、羯二呼並通。正言“末羅羯多”,寶名也,此之玉類也,綠色。下方本作“靺羯”,是也。」(59/883b)対応経文:唐・菩提流志譯《文殊師利寶藏陀羅尼經》「又法以取珠珍或𤨕𤫝諸雜寶等。」(T20,p0805a)に例がある。「靺羯」は梵語の宝玉の名前である。「羯」が上字「靺」の影響で換旁され「鞨」となり、さらに意味から加旁されたのが「𤫝」である。《考正》(191)、《隨函錄研究》(180)参照。
【𤫞】21363 デン 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤫞、音田、又音佃。
《龍龕》卷四《玉部》平聲 (434)
[⿰王⿳守日小]𤫞[⿰王奠]𤤦[⿰王窴],皆田、佃二音。五。
「𤫞」は「闐」の異体字である。
《玄應音義》卷十三《時非時經》音義「釪𤫞:案字義宜作“于窴”二形。窴,音徒見反。國名也。」(275b)、《慧琳音義》卷五十七所録玄應《時非時經》音義「釪𤫞:案字義宜作“于窴”二形。窴,音徒賢也。又云徒見反。而古今之正形。國名也。」(1518b)対応経文:西晋・若羅嚴譯《佛說時非時經》「天竺三藏法師若羅嚴,手執梵本,口自宣譯,涼州道人,于闐(宮本作“釬𤫞”)城中寫訖。」(T17,p0739c)、また《可洪音義》卷二十四《開元釋教錄》第二卷音義「釪[⿰金寘]:上音于。下音殿。釪𤫞:同上。」(60/342a)対応経文:《開元釋教錄》卷二「涼州道人于閴(或作釬𤫞(宋本作“于闐”))城中寫記。」(T55,p0501b)等に用例がある。「于闐(于窴)」は国名で、《漢書・西域傳上・于闐國》「于闐國,王治西城,……多玉石。」とある。「⿰王窴」は「于闐(于窴)」の「闐(窴)」の加旁異体字で、「⿰王窴」がさらに変化したのが「𤫞」である。《隨函錄研究》(181)参照。
【𤫧】21368 カウ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤫧、音好。
《篇海》卷三《玉部》二十畫引《搜真玉鏡》 (310d)
𤫧,音好。
「𤫧」は「好」が変化した字である。《玉篇》卷三十《子部》「𡥆,古文好字。」(529)、「𡥆」は「好」の戦国文字を楷書化した字である。《説文》十四篇下《子部》「子,十一月昜气動。……。𢀇,籒文子。」(309b)、《古文四聲韻》上聲《止韻》“子”引《崔希裕纂古》「⿱莫圭」(38c)、《龍龕》卷二《艸部》上聲「𩐍,古文。音子。」(260)、「⿱莫圭」「𩐍」は「子」の籀文を楷書化した字である。「𤫧」は「好」の偏を「丑」旁を「𩐍」に変えたものが、さらに変化した字である。
【𤫹】21395 オン 義未詳 〔五音篇海〕𤫹、烏痕切、音恩。
《新修玉篇》卷三十《雜部》平聲引《川篇》 (242c)
𤫹,烏痕切。
《篇海》卷二《瓜部》“併了部頭” (269a)
𤫹,烏痕切。
「𤫹」は「𤇯」が変化した字である。《廣韻》平聲《痕韻》烏痕切「𤇯,《說文》:“炮炙也。以微火温肉。”」(120)、「𤫹」「𤇯」は近形同音である。《叢考》(101)参照。
【𤬕】21418 シツ 義未詳 〔川篇〕𤬕、音悉。
《新修玉篇》卷十四《瓜部》引《川篇》 (133c)
𤬕,音悉。
《篇海》卷二《瓜部》引《川篇》 (269b)
𤬕,音悉。
待考。
【𤬥】21437 ヂヤウ・ジヤウ 義未詳 〔五音篇海〕𤬥、音穰、又音娘。
《龍龕》卷一《瓜部》平聲 (195)
[⿰⿳亠吅⿱⿰彐又日⿱瓜衣],俗。禳、娘二音。正作“瓤”字。
《篇海》卷二《瓜部》“併了部頭” (269a)
𤬥,穰、娘二音。
「𤬥」は「瓤」が変化した字である。《集韻》平聲《陽韻》思將切「襄𧞻𡣿,思將切。……。篆作“𧞻”。古作“𡣿”。」(212)、「𧞻」は「襄」の説文小篆を楷書化した字である。「𤬥」は「瓤」の偏を「𧞻」に換えたものがさらに変化した字である。《叢考》(787)参照。
【𤬧】21441 ソツ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤬧、音卒。
《龍龕》卷二《瓦部》入聲 (317)
𤬧,音卆。
「𤬧」は「卒」の異体字「卆」が変化した字である。《龍龕研究》(273)、《考釋》(410)参照。
【𤬫】21449 サイ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤬫、音砕。
《新修玉篇》卷十六《瓦部》引《川篇》 (144d)
𤬫,音碎。
《篇海》卷三《瓦部》引《龍龕》 (306c)
𤬫,音碎。
「𤬫」は「碎」の換形旁異体字「⿰瓦卆(𤭢)」が変化した字である。《叢考》(580)参照。
【𤬱】21463 クツ・コチ 義未詳 〔篇海類篇〕𤬱、許勿切。
《龍龕》卷二《瓦部》入聲 (316)
𤬱[⿺几勿],許勿反。
「𤬱」はおそらく「𩖨」の草書を楷書化した字である。《集韻》入聲《迄韻》許勿切「䬍𩖨𩗛,許勿切。疾風也。或省。亦从豕。」(676)、「𤬱」「𩖨」は近形同音である。《叢考》(580)参照。
【𤭫】21551 エイ 義未詳 〔字彙〕𤭫、於京切、音罌、見釋藏。
《龍龕》卷二《瓦部》平聲 (315)
𤭫,《舊蔵》作“甖”也。
「𤭫」はおそらく「甖」の換旁異体字である。
【𤭱】21560 コ 義未詳 〔篇海類篇〕𤭱、音湖。
《龍龕》卷二《瓦部》平聲 (316)
𤭱,俗。音胡。
「𤭱」はおそらく「瓳」の換声旁異体字である。《廣韻》平声《模韻》戸吳切「瓳,㽃瓳,《博雅》曰:“㼾甎也。”」(81)、「𤭱」「瓳」は同音である。《叢考》(581)参照。
【𤮌】21592 セフ 義未詳 〔字彙補〕𤮌、足妾切、音接、義闕。
《篇海》卷三《瓦部》十三畫引《搜真玉鏡》 (307b)
𤮌,音接。
待考。字はまた「𠙤」に作る。《叢考》(583)参照。
【𤮕】21607 音未詳 茶・酒などを盛る器。 〔字彙補〕𤮕、音未詳。〔通俗編、器用、𤮕子〕李如一水南翰記、韻書無𤮕字、今人呼盛茶酒器、卲康節詩、大𤮕子中消白日、小車兒上看靑天。
《字彙補》午集拾遺《瓦部》補字 (610a)
𤮕, 切,音 。器名。《武林舊字》:“大度金𤮕。”
待考。
0 件のコメント:
コメントを投稿