【𤯄】【𤯅】【𤯜】【𤯻】【𤰂】 【𤰌】【𤰏】【甴】【𤰓】【𠃫】
【𤰧】【𤰦】【𤱄】【𤱇】【𤱆】 【𤱅】【𤱃】【𤱠】【𤱟】【𤱛】
【𤱜】【𤱺】【𤱵】【𤱲】【𤱴】 【𤱸】【𤱷】【𤲊】【𤲉】【𤲩】
【𤲦】【𤲨】【𤳁】【𤳂】【𤳎】 【𤳝】【𤳥】【𨐴】【𤳵】【𤳴】
【𤴍】【𤴢】【𤴣】
【𤯄】21651 ジ 義未詳 〔字彙補〕𤯄、牀自切、音自。
《篇海》卷二《甘部》引《玉篇》 (271b)
𤯄,音是。
待考。
【𤯅】21653 ジン 義未詳 〔字彙補〕𤯅、食枕切、音甚。
《篇海》卷二《甘部》引《奚韻》 (271c)
𤯅,音甚。
「𤯅」は「甚」が変化した字である。魏《上尊號碑》、魏《孔羨碑》、東魏《堯榮妻趙胡仁墓誌》等に用例がある。
【𤯜】21677 セイ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤯜、音勢。
《龍龕》卷一《生部》 (187)
𤯜,俗。音勢。
「𤯜」は「勢」が変化した字である。「勢」はまた「⿱⿰龶力力」に作る(参東魏《廉富等造義井頌》)。「⿱⿰龶力力」がさらに変化したのが「𤯜」である。《叢考》(767)参照。
【𤯻】21700 ボウ・モウ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤯻、莫孔切。
《龍龕》卷一《生部》 (187)
[⿰生⿱𫇦豕],莫孔反。
「𤯻」はおそらく「蠓」が変化した字である。《廣韻》上聲《董韻》莫孔切「蠓,《列子》曰:“蠛蠓,生朽壤之上,因雨而生,覩陽而死。”《莊子》謂之醯雞。莫孔切。七。」(236)、「𤯻」「蠓」は近形同音である。
【𤰂】21702 ジヤウ 義未詳 〔篇海類篇〕𤰂、音穰、又音壤。
《龍龕》卷一《生部》 (186)
𤰂,穰、壤二音。
待考。
【𤰌】21718 デン 義未詳 〔五音篇海〕𤰌、音傳。
《新修玉篇》卷三十《𠁼部》引《川篇》 (242a)
𤰌,音傳。
《篇海》卷十四《用部》 (506a)
𤰌,音傳。
待考。
【𤰏】21721 セン 義未詳 〔字彙補〕𤰏、充先切、音川。
《篇海》卷一《雜部》平聲 (259c)
𤰏,音川。義同。
待考。
【甴】21727 サフ 義未詳 〔篇海類篇〕甴、士甲切、音扎。
《新修玉篇》卷二《田部》引《川篇》 (20c)
甴曱,上所覧切,下所六切。不定也。
《新修玉篇》卷三十《甲部》引《類篇》 (237b)
甴曱,上音霅,下音押。
《篇海》卷四《田部》引《川篇》 (326a)
甴曱,上士甲切,下亏甲切。俗用。
《篇海》卷二《甲部》引《類篇》 (276c)
甴曱,上音霅,下音押。
「甴曱」は「𠍹𦤻(劄𠟅、劄窒)」の異体字である。P.2717《字寶碎金・入聲》「人劄𠟅:知角<甲>反,知訖反。甴曱,同上。」とある。《廣韻》入聲《洽韻》竹洽切「𠍹,𠍹𦤻,忽觸人也。」(544)、同《質韻》陟栗切「𦤻,𠍹𦤻,愛觸忤人也。」(470)、《集韻》入聲《質韻》陟栗切「[⿰爪至],𠍹[⿰爪至],抵捂也。一曰不循理。」(666)、P.3155《孔子備問書》「世上略有十種劄窒之事:見人著新衣,強問他色目,是一;……;強詶物價,是十。已上十事,並須削除。」、「𠍹𦤻(劄𠟅、劄窒)」はさからうこと、転じて道理に合わないこと。「所覧切」は誤りか。
【𤰓】21729 エン 義未詳 〔五音篇海〕𤰓、一田切。
《新修玉篇》卷二《田部》引《類篇》 (20c)
𤰓,一田切。出《道書・農夫篇》。
《篇海》卷四《田部》引《類篇》 (326a)
𤰓,一田切。㷑。出《道經・農夫篇》也。
待考。《叢考》(736)はおそらく「煙」の異体字とする。
【𠃫】21738 シン 義未詳 〔字彙補〕𠃫、詩眞切、音申。
《新修玉篇》卷三十《申部》引《川篇》 (239a)
𠃫,音申。象形。
《篇海》卷十二《申部》引《類篇》 (441b)
𠃫,音申。象形。
「𠃫」は「身」の篆書を楷書化した字である。《考釋》(14)参照。
【𤰧】21755 キウ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤰧、音舅。
《龍龕》卷一《田部》上聲 (154)
𤰧[⿰田男],二音舅。
待考。「舅」の異体字か。
【𤰦】21757 タ 義未詳 〔字彙補〕𤰦、音吒。
《新修玉篇》卷二《田部》引《類篇》 (20c)
𤰦,音吒。
《篇海》卷四《田部》引《類篇》 (326a)
𤰦,音吒。
待考。「吒」が変化した字か。
【𤱄】21791 セン 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤱄、音泉。
《龍龕》卷一《田部》平聲 (153)
𤱄[⿰𤱄田],二俗。音泉。
「𤱄」は「泉」の異体字である。《玄應音義》卷五《文殊師利問菩薩署經》音義「橋泉:自宣反。經文作“𤱄、𡺙”二形,非也。」(120b)対応経文:後漢・支婁迦讖譯《文殊師利問菩薩署經》「名曰分畛者橋泉。」(T14,p0438c)に用例がある。《龍龕研究》(106)参照。
【𤱇】21792 ドウ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤱇、音同。
《龍龕》卷一《田部》平聲 (153)
[⿱爫𤱇]𤱇,音同。二同。
待考。
【𤱆】21793 ダフ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤱆、音納。
《篇海》卷四《田部》引《搜真玉鏡》 (326a)
𤱆,納、𠕀二音。
待考。
【𤱅】21794 ダフ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤱅、音納、出道經。
《龍龕》卷一《田部》入聲 (154)
𤱅,音納。
待考。
【𤱃】21795 レツ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤱃、音劣。
《龍龕》卷一《田部》入聲 (154)
𤱃,俗。音劣。
待考。《可洪音義》(60/357b)は「橋」の異体字とするが、「泉」の異体字の可能性がある。《隨函錄研究》(314)参照。
【𤱠】21821 セウ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤱠、持昭切、音韶。
《篇海》卷四《田部》引《搜真玉鏡》 (326a)
𤱠,時昭切。
待考。
【𤱟】21822 カウ 義未詳 〔五音篇海〕𤱟、古皓切。
《篇海》卷四《田部》引《搜真玉鏡》 (326a)
𤱟,古皓切。
待考。
【𤱛】21823 レツ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤱛、音劣。
《龍龕》卷一《田部》入聲 (154)
𤱛,音劣。
「𤱛」はおそらく「𤱃」が変化した字である。《隨函錄研究》(314)参照。
【𤱜】21824 シウ 義未詳 〔五音篇海〕𤱜、音收。
《新修玉篇》卷二《田部》引《類篇》 (20c)
𤱜,音收。
《篇海》卷四《田部》引《類篇》 (326a)
𤱜,音收。
「𤱜」はおそらく「香」が変化した字である。《可洪音義》卷二十五《新華嚴經音義》上卷音義「利𤱜:音香。經本作“末利香”。」(60/401a)等に用例がある。「音收」は誤りか。《隨函錄研究》(314)参照。
【𤱺】21846 クワイ 義未詳 〔字彙補〕𤱺、音檜。
《字彙補》午集《田部》補字 (591d)
𤱺,古位切,音檜。𤱺𡏛。
「𤱺」は「𤰮(𤱾)」の動用異体字「⿱夬田」が変化した字である。《集韻》去聲《霽韻》㳙惠切「𤱾,𤳤也。」(509)、《玉篇》卷十六《𠙹部》「𤱉,古惠切,𤳃𤱉也。」(311)、《廣韻》去聲《霽韻》古惠切「𤰮,𤲺𤰮。」(374)、「𤱺」と「𤱾」「𤱉」「𤰮」は近形同音近義、同一字種である。《考正》(265)参照。
【𤱵】21847 ハウ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤱵、音邦。
《篇海》卷四《田部》引《搜真玉鏡》 (326a)
𤱵,音邦。
「𤱵」は「邦」の伝抄古文を楷書化した字である。《説文》六篇下《邑部》「邦,國也。从邑,丰聲。𤰫,古文。」(131b)、「𤱵」「𤰫」は近形である。《叢考》(737)参照。
【𤱲】21848 キ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤱲、音鬼。
《龍龕》卷一《田部》上聲 (154)
[⿱田⿺乢又]𤱲,二音鬼。
「𤱲」はおそらく「鬼」あるいは「𩲡」が変化した字である。
【𤱴】21849 ボウ・モウ 義未詳 〔五音篇海〕𤱴、莫鄧切。
《篇海》卷四《田部》引《搜真玉鏡》 (326a)
𤱴,莫鄧切。
「𤱴」は「甿」が変化した字である。《集韻》去聲《嶝韻》母亘切「甿,《博雅》:“癡也。”一曰田民。」(610)、「𤱴」「甿」は同音である。《可洪音義》卷十六《根本說一切有部毗奈耶苾蒭尼律》第一卷音義「編[⿰田⿷匚一]:莫耕反。田民也,野人也。又莫鄧反。癡也。」(60/1a)、「甿」はまた「⿰田⿷匚一」に作る。「⿰田⿷匚一」がさらに変化したのが「𤱴」である。《叢考》(737)参照。
【𤱸】21851 シ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤱸、音祀。
《篇海》卷四《田部》引《搜真玉鏡》 (326a)
𤱸,音祀。
「𤱸」はおそらく「耜」が変化した字である。《廣韻》上聲《止韻》詳里切「耜,耒耜。《丗本》曰:“倕作耜。”《古史考》曰:“神農作耜。”𦓨,上同。」(252)、「𤱸」と「耜」「𦓨」は近形同音である。《考正》(266)参照。
【𤱷】21852 ケフ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤱷、音叶。
《篇海》卷四《田部》引《搜真玉鏡》 (326a)
𤱷,音叶。
待考。
【𤲊】21872 ホウ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤲊、音豐。
《篇海》卷四《田部》引《搜真玉鏡》 (326a)
𤲊,音豊。
「𤲊」はおそらく「豐」が変化した字である。
【𤲉】21874 ケイ 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤲉、音桂。
《篇海》卷四《田部》引《搜真玉鏡》 (326a)
𤲉,音桂。
待考。「昋」の異体字か。
【𤲩】21900 エン 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤲩、音炎。
《篇海》卷四《田部》引《搜真玉鏡》 (326a)
𤲩,音炎。
待考。
【𤲦】21901 音未詳 𤲤に同じ。 〔字彙補〕𤲦、同𤲤。
待考。
【𤲨】21904 ケン 義未詳 〔搜眞玉鏡〕𤲨、音卷。
《篇海》卷四《田部》引《搜真玉鏡》 (326a)
𤲨,音卷。
待考。
【𤳁】21929 ジヨウ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤳁、音乘。
《龍龕》卷一《田部》平聲 (153)
𤳁畻,音乗。二同。
「𤳁」は「畻(塍)」の換声旁異体字である。
【𤳂】21930 バ 義未詳 〔五音篇海〕𤳂、音麻。
《新修玉篇》卷二《田部》引《類篇》 (20c)
𤳂,音麻。
《篇海》卷四《田部》引《類篇》 (326a)
𤳂,音麻。
待考。
【𤳎】21941 セキ 義未詳 〔字彙補〕𤳎、足昔切、音積。
《新修玉篇》卷二《田部》引《類篇》 (20c)
𤳎,音積。
《篇海》卷四《田部》引《類篇》 (326a)
𤳎,音積。
待考。
【𤳝】21954 チウ 義未詳 〔五音篇海〕𤳝、音稠。
《新修玉篇》卷二《田部》引《類篇》 (20c)
𤳝,音稠。
《篇海》卷四《田部》引《類篇》 (326a)
𤳝,音稠。
待考。
【𤳥】21959 キ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤳥、音希。
《篇海》卷四《田部》引《餘文》 (326a)
𤳥,音希。
待考。
【𨐴】21960 ヘキ 義未詳 〔字彙補〕𨐴、朴益切、音辟。
《篇海》卷二《甲部》引《龍龕》 (276c)
𨐴,《龍龕》:“音辟。”増入。
「𨐴」は「鼊」の誤りである。《龍龕》卷一《黽部》「鼊,音壁。……。」(340)、「𨐴」「鼊」は同音近形である。《續考》(280)参照。
【𤳵】21972 サツ 義未詳 〔字彙補〕𤳵、淸戞切、音擦。
《新修玉篇》卷三十《甲部》引《類篇》 (237b)
𤳵,音[⿰扌⿱𡗜示]。滑也。
《篇海》卷二《甲部》引《類篇》 (276c)
𤳵,音擦。
待考。
【𤳴】21973 ライ 義未詳 〔龍龕手鑑〕𤳴、郎廻切、音雷。
《新修玉篇》卷二《田部》引《龍龕》 (20c)
𤳴,力回切。
《篇海》卷四《田部》引《龍龕》 (325d)
𤳴,郎廻切。
「𤳴」は「𤳳(雷)」が変化した字である。《龍龕》卷一《田部》平聲「𤳳,古文。郎逥反。」(153)、《集韻》平聲《灰韻》盧回切「靁𩇓𤳳𩂩𤴐䨓𩄣雷,盧回切。《說文》:“隂陽薄動雷雨生物者也。亦姓。籕文靁,閒有回。回,靁聲也。”古作“𤳳、𩂩、𤴐、䨓”。古作“𩇓”。」(109)、「𤳴」「𤳳」は近形同音である。《叢考》(738)参照。
【𤴍】21988 テフ 義未詳 〔五音篇海〕𤴍、音氎。
《新修玉篇》卷二《田部》引《類篇》 (20c)
𤴍,音㲲。
《篇海》卷四《田部》引《類篇》 (326a)
𤴍,音㲲。
待考。
【𤴢】22012 チ 義未詳 〔字彙補〕𤴢、音智。
《龍龕》卷四《疋部》 (540)
𤴢,音智。
「𤴢」はおそらく「躓」の異体字である。《玄應音義》卷十二《中本起經》上卷音義「俱躓:古文“䠟、躓”二形,今作“疐”,同。猪吏反。通俗文:“事不利曰躓,限至曰礙。”」(258b)、「躓」はまた「䠟」に作る。「𤴢」はおそらく「躓」の異体字「䠟」が変化した字である。《龍龕研究》(372)参照。
【𤴣】22013 ヘキ 義未詳 〔字彙補〕𤴣、匹覓切。
《龍龕》卷四《疋部》 (540)
𤴣,疋覓反。
待考。
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